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Mechanical Design

デザイナーのお仕事というと、「絵を描くこと」とイメージされる方が多いかもしれません。

 

​それはもちろん正解ですが、機能美を突き詰めるための「機械の設計」も、私たちにとっては重要な職務の一つです。

 

ものづくりはチームワークの上に成り立っているので、工程のすべてを担うことはありませんが、製品の資質を決定づける骨格への理解とこだわりが、素晴らしい工業デザインを生み出す基礎になると、私たちは考えています。

① 設計の事前準備

設計時にレイアウトやスタイリング、ユーザビリティの点で検討が必要な、社外から調達予定のハードウェア、例えばオートバイのPU、サスペンション、ホイールなどは、適宜にCAD上で取り扱えるように、前もって精密な3DのCADデータへ変換します。

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② 先行開発

製品をいかに「魅せる」か、それが私たちデザイナーの腕の見せ所です。

​特にパッケージングに関しては、構造物のレイアウトやジオメトリーが確定すると、併せて製品の基本的なシルエットもおおよそ決まってしまうので、デザイナーが密に開発に携わります。

Image by Drew Beamer

③ 開発の引き継ぎ

技術者には「0→1」で生み出す作業が得意な人や「1→100」で成長、あるいは成熟させることが得意な人、様々なタイプがいます。

私たちは先行開発を得意としており、量産開発へ移行する際など、適宜必要に応じて開発の引き継ぎを行います。

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④ アフターフォロー

試作品や製品が一度完成したら、デザイナーの任務はそこで終わり・・・ではなく、例えば前項のように開発の引き継ぎを行うケースでは、製品の軸がブレないよう、意匠面の監修者としてサポートを継続するなど、適時適切なアフターフォローを実施します。

Works

電動スーパーバイク「烈風 TT」に実装されている、独自設計の様々なメカニカルパーツ。

以下に、その一例をご紹介します。

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